弊社は図書館業務受注の専門企業として約20年、独自の道を歩んでまいりました。多くのアウトソーシング受注会社が行っている職員の期間限定での雇用、登録制などを極力避け、専門的な知識を個々の職員と会社とで共有・蓄積し、それをお客様に還元することを理念としております。

　さて、大学図書館は、大学の研究や学習を支える学術情報基盤としての重要な機関です。現在では、その内容は従来に比して大きな変貌を遂げており、より複雑な要素を持たざるを得ないのが現状です。印刷出版物を中心としたこれまでの収蔵品はもとより、大学の歴史や教員、それに関する博物館的画像資料等についてのデジタルアーカイブや、若手研究者の研究成果を発表する場でもある機関リポジトリのコンテンツなどは、大学の「文化」そのものと言えると思います。
　それぞれの大学に貴重な歴史があり、固有の「文化」が必ず存在します。グローバル化の名のもとに、多くの貴重な「文化」が急速に失われようとしている今、それらを記録し、保存しながら、各方面への発信ということも現代の図書館の大きな使命かと考えております。それにはある程度の専門的な技術が必要であることは言を待ちません。

　大学図書館はその大学固有の知と能力の集積とを外部へと発信する機能を有せねばならないのが時代の要請でもあります。情報社会の格段の発展とともに、図書館も変貌を余儀なくされる現状で、多くの情報をどのように積極的に発信していくかも重要な課題であると考えます。
　我々リブレスクは、どのような作業が出来るか、などという一定の枠などを限定せず、何が最上の方法であるかを、図書館様とともに考えるプロの集団でありたいと願っています。

　あらゆるジャンルのデータ化、デジタル化など、ご相談にお伺いする事は業務に繋がるかどうかは関係なく、当方にも大きな経験と勉強になると考えておりますので、お気軽に声をかけていただければ幸いです。